注目のマカオ新IR: スタジオシティがグランドオープン

脱カジノ依存へ一歩 マカオ、家族向け施設の開業
 
マカオで27日、家族で楽しめることを重視した複合リゾート「スタジオ・シティ」がオープンした。中国の大規模な反腐敗運動や経済減速を受け、マカオのカジノ収入は昨年6月以降、16カ月連続して前年同月比で減少しており「脱カジノ依存」へ向けた第一歩となる。
 

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施設は総工費32億ドル(約3800億円)、アジア随一の高さを誇る「8の字」形をした観覧車(ゴールデンリール GOLDEN REEL)や映画バットマンの世界を体験できるアトラクションなどがある。カジノもあるが、中国の中間層取り込みを意識し、従来のカジノにあるようなVIPルームは設置されていない。
 
世界初の「8の字」観覧車デビュー間近=マカオ「スタジオシティ」
 
マカオの「カジノ王」スタンレー・ホー氏の息子で同施設運営会社である新濠博亜娯楽(メルコ・クラウン・エンターテインメント、マカオのカジノ運営大手)のCEOローレンス・ホー氏は「カジノ(収入)なしには大きなアトラクションは造れない」とカジノの必要性を指摘する一方、「カジノ以外の施設が他との違いにつながる」と強調した。
 




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