ゲンティンが韓国でカジノリゾート開発へ、中国の藍鼎国際と提携

カジノ運営ゲンティン・シンガポールと中国の不動産デベロッパー藍鼎国際は7日、韓国に22億ドル規模のカジノリゾートを開発すると発表した。

リゾートは済州島に建設される予定で、「リゾーツワールド済州」と呼ばれる。カジノだけでなく、高級ホテルやショッピングモール、テーマパーク、居住区域が含まれる複合施設となる。2017年に開業予定。

藍鼎国際は昨年以来、済州島の230万平方メートルの土地を開発するために、カジノ運営企業との提携を探っていた。ゲンティンはこの提携を通じて韓国に進出することになる。

韓国は国民に対し、ソウルから車で約3時間の江原ランド以外でのギャンブルを禁じている。外国人のみが利用可能なカジノは16カ所あり、主な顧客は中国人と日本人。

CIMBによると、韓国のギャンブル収入は2013年に27億ドルとなり、フィリピンの26億ドルを上回ったが、シンガポールの64億ドル、マカオの450億ドルは下回っている。[香港 7日 ロイター]

ゲンティンハイランド

ゲンティン・グループ

ゲンティン・グループは、1964年に林梧桐によって設立されたゲンティン社の商標である。 グループのメインプロジェクトはカジノと遊園地を有するマレーシア最大の高原リゾート、ゲンティンハイランドである。企業としてはリゾート運営以外にもプランテーション事業なども行っている。




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