マカオの’14年カジノ売上、バカラが全体の9割超

マカオの’14年カジノ売上、バカラが全体の9割超 =カジノテーブル5700台、スロット機1万3千台

マカオ政府博彩監察協調局は先般、昨年(2014年)のゲーミング(カジノ及びカジノ以外のギャンブル)売上の詳細を発表。

マカオの通年カジノ売上は2.6%減の3515.21億パタカ(日本円換算:約5兆1209億円)、
競馬やドッグレースなどのカジノ以外のギャンブルの売上は6.8%増の11.93億パタカ(約174億円)となり、
年間総合ゲーミング売上は2.6%減の3527.14億パタカ(約5兆1383億円)となった。

マカオのカジノで最もメジャーなゲームとなる「バカラ」については、
マスゲーミングフロア(平場)の一般バカラが前年比16.3%増の1065.27億パタカ(約1兆5519億円)、
VIPルームのVIPバカラが10.9%減の2125.35億パタカ(約3兆962億円)となり、
バカラ合計で3.4%減の3190.62億パタカ(約4兆6480億円)となり、
実にマカオのカジノ売上の90.8%、マカオの総合ゲーミング売上の90.5%と大半を占めた。
(macau-shinbun)

china plaza

【資料】マカオのカジノにおける2014年の主要ゲームの売上(前年比、日本円換算)

・VIPバカラ:2125.35億パタカ(10.9%減、約3兆962億円)
・一般バカラ:1065.27億パタカ(16.3%増、約1兆5519億円)
・ルーレット:10.28億パタカ(9.4%増、約150億円)
・ブラックジャック:29.33億パタカ(3.9%減、約427億円)
・大小:75.83億パタカ(12.2%増、約1105億円)
・クラップス:1.62億パタカ(11.7%増、約24億円)
・テキサスホールデムポーカー:2.57億パタカ(4.8%減、約37億円)
・ライブ中継型複合ゲーム:22.56億パタカ(51.7%増、約329億円)
・カリビアンスタッドポーカー:15.81億パタカ(4.8%減、約230億円)
・カジノウォー:2.67億パタカ(8.9%減、約39億円)
・スリーカードポーカー:5.95億パタカ(46.2%増、約87億円)
・スロットマシン:144.44億パタカ(0.4%増、約2104億円)




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