業界注目企業:(比)HatchAsia(ハッチアジア)

フィリピン拠点にオンラインゲーミング向けIT-BPMサービスを展開するHatchAsia(ハッチアジア)社についてCEOのRon Arambulo(ロン・アランブロ)氏に聞きました。

昨今のダイナミックな動きを見せるオンラインギャンブル市場において、事業者側は業績向上あるいは生き残りの為にも、常に新たなツールや最強のスキルを提供できるプロバイダー探求に目を光らせています。

オンラインギャンブルをスタートするに当たって、長期的なビジネス戦略上においても、信頼性の高いソフトウェアプロバイダーを選択することが最も重要な決定事項となってきます。

オンラインギャンブルが盛んなアジアの国々ではデザインからラウンチ後に至るまで事業者側の総合的な管理運営に影響する柔軟かつ完全カスタマイズ可能なITソリューションの必要性が常に求められております。

フィリピン拠点のHatch Asia(ハッチアジア)は元来フィリピン経済区庁(PEZA)に登録されているビジネス・プロセス・アウトソーシング企業ですが、国内及び海外のi-ゲーミング(オンラインギャンブル)向けITサービスの提供に進出しています。

2000年に設立されたHatch Asiaは、フィリピン証券取引所上場でソリューションプロバイダーDFNN Inc.の子会社となります。同社は現在のIT及びBPO企業としての以前、国内のスタートアップ「.COM」企業支援事業として立ち上げられました。

「弊社ではi-ゲーミング(オンラインギャンブル)向けのITサービスを提供しております。カスタマーサポートを含むバックエンドのサポートやヘルプデスクとなります。さらにはソフトウェアの開発、HTML5ゲームの開発を行っております。」と話すのは昨年11月開催のi-ゲーミング企業家コンファレンスでのHatch Asiaのアランブロ氏。

同社ではさらにe-ウォレット・バックエンド管理システムの実装、ウェブサイトの設計・開発、プロジェクト管理からコンサルティング業務までも提供している。

「弊社ではフィリピンにおけるランドベースのi-ゲーミングスペースの提供も行っておりまして、弊社がご提供するサービスのすべてを集結できる、すなわちオンライン側及びランドベースにおいて、総合的なマーケット対応、サービスのご提供が可能となっております。」とアランブロ氏。

ランドベースのi-ゲーミングをも手掛けるHatch Asia(ハッチアジア)の今後の益々の発展が期待されるところです。

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