橋下大阪市長、カジノに熱弁「だめなら世界中禁止」

先の大阪市議会決算特別委員会で、カジノ誘致を目指す橋下徹市長が、ギャンブルに否定的な北山良三市議(共産)にかみつく一幕があった。

橋下市長は、刑法で賭博を禁じた理由の説明を求めた北山氏に対し、「暴力団にお金が流れるから賭博を禁じるのが実質的な理由だ」と指摘。

その上で、競馬や競輪などを例に挙げ、「金の流れをしっかりやれば、(カジノも)特別法で認められる」と持論を述べ、「殺人のように絶対的にだめなら、世界中で禁止になっている」などとまくしたてた。

北山氏が「政治家の判断はギャンブル」などの知事時代の発言の真意を問うと、「決定しないといけないのが政治の役割。
ある意味、勝負が必要だ」と強調。

カジノの必要性については、「外国人観光客を呼び込み、消費の一翼を担ってもらう公益目的」と主張した。
(ここまで読売新聞)

さらに、大阪府と大阪市が、広域行政の一本化を図る府市統合本部に都市の再生や文化行政を検討する「都市魅力戦略部会(仮称)」を設置、部会長には橋爪紳也府立大特別教授が就く予定で、御堂筋のにぎわい作りやカジノ誘致などを協議するとした。
(朝日新聞)




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