海外カジノ渡航制限 アジアの観光収入に逆風
中国は海外のカジノ集積地に中国人の渡航を制限する制度を設ける。アジアの関連産業は中国人観光客への依存度が高く、対象となれば新型コロナウイルスに続く打撃となりかねない。既にベトナムやカンボジアでカジノを手掛ける企業の株価が下落した。一方で中国で唯一賭博が合法なマカオでは、新制度を追い風に需要回復への期待が高まっている。
中国は間もなく、中国人ハイローラーを日常的に標的とする外国のカジノのブラックリストを公開し、市民がそれらの目的地に旅行することを禁止すると発表しました。
中国の文化観光省は水曜日、中国政府が他の政府機関と協力して、中国の観光客を対象とした海外都市のカジノのブラックリストを作成したと発表した。
本土の人民共和国では、ほぼすべての形態のギャンブルが違法ですが、国営の宝くじは例外です。 商業カジノは、中国の自治特別行政区（SAR）であるマカオでのみ見られます。
海外の都市にあるカジノは、中国の観光客をギャンブル活動に海外に誘い込み、中国のアウトバウンド観光市場の秩序を乱し、中国市民の個人および財産の安全を脅かしている」と省の通知は説明した。
中国は、どのカジノとエリアがブラックリストに載っているのかを明かすことについてお母さんでした。 同省は、代理賭博を可能にするカジノが含まれると述べた—ギャンブラーが電話または別のデバイスを介してリモートでプレーを指示している人に代わって賭けをするプロセス。
中国からカジノへの旅行をハイローラーに調整し、ギャンブルにお金を貸すVIPジャンケットグループは、中央政府によってさらに監視されています。
オンラインカジノ
いくつかの国がブラックリストに含まれる可能性がありますが、フィリピンはおそらく有力候補です。 東南アジアの国には、フィリピンのオフショアゲームオペレーター（POGO）として知られる約60の認可インターネットカジノ会社があります。
POGOは積極的に中国のギャンブラーをターゲットにしており、その運営ハブには、北京語を話すことができる中国人が多くいます。 中国の習近平国家主席はフィリピンのドゥテルテ大統領に、POGO企業に中国からのプレーヤーの許可をやめるよう強制するよう要請しました。
ドゥテルテ氏は、オンラインゲームからの関連する税収が多すぎると述べ、2019年にこれらの要求を拒否しました。 マニラには、オカダマニラ、シティオブドリーム、ソレア、リゾートワールドの4つの総合リゾートがあります。
