大阪ダブル選で共産が独自候補を擁立へ「カジノストップの旗を」

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4月9日投開票の大阪府知事と大阪市長のダブル選で、共産党は6日、独自候補者を擁立する方針を明らかにした。党関係者によると、候補予定者には地元の元国会議員の名前などが挙がっているという。

この日、大阪市内であった党府委員会の「新春のつどい」の終了後、柳利昭委員長が記者団の取材に明らかにした。知事選、市長選ともに無所属で立て、党が推薦する予定。1月中にも会見を開き、まず知事選の候補予定者を発表するという。

共産党は、過去3回のダブル選で、地域政党・大阪維新の会が掲げる大阪都構想に反発。2011年の知事選では独自候補を擁立し、15、19年は他党と「維新包囲網」を敷いて、自民党が推薦する候補者を自主的に支援した。柳委員長は「前回までは都構想ストップという大きな方向での一致はあったが、今回はない」とし、「(維新が大阪市に誘致を進める)カジノのストップの旗を立てて戦う」と述べた。

今回のダブル選では、維新は知事選に現職で代表の吉村洋文氏、市長選には党所属の府議、横山英幸氏の擁立をそれぞれ決定している。

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