マカオのカジノ業者、新型コロナで1-3月期は95%減益か-BN調査

マカオのカジノ業者の1-3月期EBITDA(利払い・税金・減価償却・償却控除前利益)は95%減となる見込みだ。ブルームバーグがまとめたアナリストの予想で分かった。

証券会社9社への調査によると、数週間内に発表が始まる1-3月期決算で、カジノ運営会社6社全てのEBITDAが前年同期を下回る見通し。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)がもたらした深刻な打撃を浮き彫りにしている。

1-3月のカジノ収入は前年同期比60%減少。感染拡大を食い止めるため、マカオのカジノは2月に15日間閉鎖された。

3月半ばまでにテーブルゲームの80%が再開されたものの、中国政府は個人・団体向けのビザ凍結を継続し、1-3月のマカオ訪問者数は前年同期と比べ71%減少した。マカオは中国政府に観光ビザの発給再開などを求めていく方針だ。Bloomberg News

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