横浜カジノ反対で2つの署名活動

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横浜カジノの誘致反対で2つの署名活動 どっちに署名すればいいの?

カジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致を目指す横浜市で、誘致の賛否を問う住民投票を実施するためと、市長のリコール(解職請求)を目指す2つの署名集めが同時進行で続いている。相乗効果を期待する声もあるが、「両方に署名したらどうなるのか」といった戸惑いの声も聞かれる。

◆相乗効果を期待

 「文化都市・横浜をギャンブル都市に変えるのか。これは皆で決めないといけない」。買い物客らでにぎわう週末の横浜駅西口で今月11日、市民団体「カジノの是非を決める横浜市民の会」の共同代表を務める小林節・慶応大名誉教授が声を張り上げた。

 同会はIR誘致に反対し、賛否を問う住民投票を目指している。9月に署名集めを始め、1カ月間で住民投票の直接請求に必要な有権者の50分の1を超える6万2561筆の署名を集めた。活動期限の11月4日まで続ける。

 一方、横浜市の林文子市長のリコールを目指すのは、政治団体「1人から始めるリコール運動」。代表の広越由美子さん(40)は「住民投票ではカジノは止められない。横浜に本当に必要なのは市長リコールだ」と力を込める。

 今月5日に署名集めを開始。署名活動を行う受任者約4万7000人を確保したとして、街頭での活動よりも、受任者から周囲の人たちに署名を促してもらうやり方で、期限の12月5日までに49万人分の署名を集める考えだ。
(続きを読む 東京新聞web)

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